気張って抓って僕の無情
安っぽいミルクティーの味で満足できる安っぽい味覚。
甘さが焼けた舌の所為で半減。
渇き切った喉に中途半端な潤いで咽る。
ちくしょう、ここのところの涙目に自殺行為。
ワイヤレスイヤホンを遂に手にしたので、君の好きな音楽はコードレスのBluetoothで手に入る。
心配ご無用、そんなに近くに寄らなくても大丈夫です。
寂しい時代の寂しい歌、聴いて終電を待つホームの灯。
音信不通になってから太陽の下は少し眩しい。
スクロール、スクロール、感情ごとぜんぶ指で弾かれる。
メンヘラというファッション用語、ヤンデレというサブカルチャー。
君の首飾り、重たそうだねって言ってあげてたら、生きているだけで褒められたいお子様誕生、とってもよくお似合いよ、めでたい、と撫でて地獄。
フラットな様でいて、同じ事を繰り返す、隠された内側の差別的目線。
営み、感情は一切他人には干渉されないし、干渉できないってこと、知っていながらに泪。
正しいことは果たして綺麗なことなのでしょうか。
大切な人ほど会えなくなります、安心できる人ほど突っ撥ねて。
君の天の邪鬼な性格ほど可愛くて、困らせることこの上ないね。
愛という感情が、溶け切って、浸って、殺意と共に自分の首を絞めて土留色。