すれ違ってすらいない。
会おうとしたって会えなかったら、そんなのは、あなたの中で死んでるのとおんなじことだよね、っていうのは僕の持論。
感情の起伏に疲れるから、一直線でいたかった。
上るのも、下がるのも、体力の消耗が激しいから、自分の為にならないと、世界を卑下して座っている。
君は僕に謝らないでいて、さよならバイバイ消えちまえと、自分に枷ているのを知っている。
僕はそれを面倒臭い感情の上に、自分に対して慰めているようにしか見えなくて、そんな罪悪感を勝手に見せてくるなと思っている。
そんな中で純粋な感情だけを探す方が難しい。
何でもいいけど、その腐った血肉を、君の為だよなんて綺麗にまとめて御膳に出さないでくれ。
だったらそうだな、いっそ同じ眼の色をしていてくれた方が心地よかった。